2015年9月12日(土)に『ファーストステップ in FileMaker vol.2』を開催いたしました。
前回の Vol.1では本当にゼロベースの方を対象としてFileMakerの基本的なデータベース操作を中心にお送りしましたが、今回はいよいよデータベースの開発方法の初歩を学んでいただきました。
開発する上でとても大切なリレーションシップの概念を中心に、独習ではちょっと難しいと思われる部分をFileMaker Drill Book14から抜粋してお届けいたしました。
また、 FileMaker Drill Book14 実践編 P499 連絡先 のなかから、都道府県、市区町村、住所1を値一覧から選択して郵便番号を表示させる入力支援の機能を抜粋して取り組んでいただきました。「動的な値一覧」といわれるもので、マスタから関連する値だけに絞り込んだデータを値一覧に表示することで、ユーザの入力の手間を軽減する非常に便利なテクニックです。初心者の方には少し難しく感じられるのではないかと思い、カリキュラムに取り入れてみました。皆様のステップアップ課題として、ぜひご自分のソリューションに取り入れていただければと思います。
当日の主なトレーニング内容
・リレーションシップの基本
・テーブル・フィールドの設計
・レイアウトの作成
・機能の作成
・実践編(連絡先.fmp12)
今回も昭和大学病院の臨床工学技師である岩城様の全面的なご協力をいただき、大学のキャンバスの一画をお借りしての開催。前回に引き続き、臨床工学技師さんを中心とした医療従事者の皆さんに数多くご参加いただきました。やはり業界が同じということもあるからか、懇親会でも会話が弾み、楽しんでいただけたのではないかと思います。
アンケートなどで、今回は勤務の都合や学会などで日程がどうしても合わずに参加を断念した同僚の方も多いので今後の定期的な開催をご希望するといった声を多くお寄せいただきました。非常にありがたく受け止め、定期開催に向けて真摯なきもちで取り組んで参る所存です。
ご参加いただいた皆様、あらためてありがとうございました。