お問い合わせが増えておりますので、MirrorySync 6 についてのニュース記事の翻訳を掲載します。(これは2019年10月31日時点での情報です)
日本語環境での動作についてなどはこちらの記事をご覧ください。
原文はこちらです MirrorSync 6 – RELEASED! – 2019/10/31
全く新しいMirrorSync 6:FileMakerの開発者向けに最適化
あなたが待ち望んでいた瞬間がここにあります! 360Worksは、データベースには、満を辞してMirrorSync 6 したことをお伝えします。
FileMakerデータ複製ツールとして、より使いやすくなりました。FileMaker GoやFileMaker Proで実行されているオフラインデータベースとFileMaker Serverがホストするデータベースを迅速&シームレスに同期することができます。 また、MySQL、Salesforce、Amazon DynamoDB、Redshift、WordPressなどのさまざまな種類のSQLデータベースをFileMakerと同期できます。新しい「MirrorSync 6」を使用すると、2つのFileMaker Serverを非常に簡単に同期して、負荷分散やデータ災害復旧のためのサーバークラスタリングなどのミッションクリティカルなタスクを処理できます。
このリリースでは、「MirrorSync」が同梱され、同期のセットアップと管理プロセスが大幅に改善されました。
360Worksの社長であるJesse Barnumは、「MirrorSync 6はMirrorSync 3 を発表して以降で最も大きな機能の変更がありました。最も大きく変わった点としては「MirrorSync6」では全ての新しいフィールドとテーブルを自動的に検出できることでしょう」と述べています。MirrorSync 6では、同期するデータベースのスキーマ変更がシームレスに反映されます。データベーススキーマを変更したら、同期設定をやり直すことなく、MirrorSyncからスクリプトステップをコピーして、同期対象ファイルに再度ペーストできます。
全体を通して、「同期構成クライアント」と「同期管理機能」が大幅に改善されました。多くのテーブルでは、同期構成の新規作成と設定の編集がはるかに高速です。また、同期ステータスの更新が以前より高レスポンスになったことで、アクティブな同期をキャンセルすることなく構成を変更できるようになりまそた。同期ファイルに新しいフィールドやレイアウトが追加されると自動的に検出され、同期設定に追加されます。主キー、作成/変更タイムスタンプ、および同期時に書き戻す値を自動的に検出する際の精度が大幅に改善されました。さらに、同期構成クライアントに対しJavaの事前インストールが不要となり、Mac OS Xの互換性についての署名や公証を求める迷惑なセキュリティポップアップに煩わされることが無くなりました。
サーバー間の自動ファイル転送
初めてサーバー間の同期を設定する際に、手動でのファイルダウンロード、コピー、およびサーバー間でデータベースをアップロード必要がなくなりました。両方のサーバーにMirrorSync 6をインストールして、「今すぐ同期」ボタンをクリックします。 MirrorSyncはファイルを転送し、初期同期を実行します。
サーバー間の自動アップデート
新MirrorSync 4または5を既にお使いなら、データベース更新を自動的にオフラインユーザに通知しダウンロードさせる機能に慣れ親しんでいいらっしゃるかと思います。 MirrorSync 6 では、同じアプローチでサーバー間同期にもこの仕組みを適用できるようになりました。バージョン管理用の計算フィールドを変更するだけで、次の同期が成功した後、「ミラー同期」が行われ、 HunサーバからSpokeサーバーに新しいデータベースファイルを転送して置き換えられます。ミラー同期はスケジュール設定が可能で、接続ユーザーを中断することなく夜間に実行することもできます。
より安全になったレコード削除
削除スキャンでは、同期の反対側で削除する前にレコードが削除されたことを確認するために2つの個別のチェックが実行されるようになりました。同期するSpokeのコピーをダウンロードする前に、MirrorSyncテーブルにクライアントレコードが存在しないことを確認するチェックが追加されました。リカバリモードでは、前回の同期失敗後にどのレコードを再書き込みするかがより明確になり、リカバリにより大量のレコードが変更される可能性がある状況を防ぐことができます。最後に、信頼性を向上させるために、内部同期データベースの保存とアクセスのマルチスレッド化が改善されました。
大規模データベースに対する十分な堅牢性
大規模なデータベースを使用するユーザー向けに、「MirrorSync」はFileMaker ServerおよびPro / Goからの読み取り時にストリーミングを利用するようになりました。これによりRAMの要件を削減しながら、サイズに制限のないデータを取得できます。これまで「MirrorSync」では同期できるテーブルの数の制限が問題になることがよくありました。テーブル数が60テーブルに近づくと、「MirrorSync」スクリプトがFileMakerのスクリプトサイズの制限に達すしてしまう場合がありましたが、MirrrSync 6 では問題が解消されています。MirrorSync 6 では任意の数のテーブルを同期できます。例えば 26のファイル、127のテーブル、3000万を超えるレコードを含むマルチファイルで構成されたソリューションについて、サーバー間同期のテストに成功しています。 MirrorSyncは、一時ファイルの保存場所としてカスタムの場所をサポートするようになりました。これは、非常に大きなデータベースでデータベースダウンロード機能を使用する場合に特に重要です。これらの一時コピーを、ブートドライブよりも空き容量の多い外部ボリュームに保存できるようになりました。
簡単に移行
MirrorSync 4または5からMirrorSync 6にアップグレードした後、既存のオフラインデータベースは引き続き新しいMirrorSync 6サーバーと同期できます。 「MirrorSync」の自動バージョン更新機能を使用して、古いバージョンとの「同期」を完了した後にこれらのユーザーを最新バージョンに更新できます。
新システム要件:
- Javaの事前インストールが不要になりました。(MirrorSync 6 サーバ, 同期構成時のクライアントマシン)
- FileMaker プラットフォーム 17以上
- マルチスレッド速度の改善は、サーバー18v3以降を実行している場合にのみ適用されます。
MirrorSync 6で注目すべき特徴:
- サーバー間の同期のための自動展開とバージョン管理
- データAPIを利用した新しい通信方式を採用
- MirrorSyncスクリプト完全リニューアル(FileMaker 17の新機能をサポートするために再コーディング)
- テーブル数無制限
- FileMakerの新しい機能を活用して、より高速なオブジェクトフィールド同期を実現
- 新しい同期構成クライアント:Javaのインストールを必要としないスタンドアロンアプリケーションとして提供
- Get(UUID番号)を使用した主キーをサポート
- iPod Touchをサポート(オフラインでのデータ収集に適した安価なオプション)
詳しくは バージョン履歴 (英語)を参照
価格と出荷時期
(ドル表記のため省略)