2019年11月6日(水)~8日(金)の3日間で開催される「FileMakerカンファレンス2019」の事前登録が本日より開始されました。
弊社もいくつかのセッションを担当します。また、FBAショウケースに出展いたします。
担当セッション
株式会社スプラッシュ 代表取締役 蜷川 晋 氏
データベースデザインレポートは FileMaker Pro Advanced の「高度なツール」のひとつで、カスタム App の構造を文書化する機能です。一見地味な機能のようですが、FileMaker プラットフォーム での開発において、なくてはならない機能といっても過言ではありません。このセッションでは、データベースデザインレポートと解析ツールを利用することで日々の開発業務において、安全に カスタム App のメンテナンスをおこないトラブルの早期発見に繋げる方法をご紹介します。データベースデザインレポートについて改めて学び、その有用性を確認します。日々の開発業務でデータベースデザインレポートをどのように活用するかのヒントをお伝えします。
[Point] FileMaker カスタム App の規模の大小に関わらず、その詳細をすべて覚えておくことは不可能データベースデザインレポートの情報量は非常に広範囲に渡るため、開発者は使用方法を熟知しておく必要がある
BaseElementsなどのツールで、データベースデザインレポートを「解析」することで、開発者にとって取り扱いやすくなり、わかりやすい表示が可能
解析ツールを用いると、開発者自身も把握しきれていなかった カスタム App の全体像や細部の依存関係が明確になり、カスタム App のメンテナンス性が向上する
Nick Orr 氏は、世界中の開発者から絶大な支持を得ているデータベースデザインレポート解析ツールの開発者です。FileMaker Developer Conference の常連スピーカーでもありますが、この度日本のカンファレンスのために初来日することになりました。10年以上に渡る開発とBaseElementsユーザへのサポートをしてきた経験からデータベースデザインレポートを熟知しています。Citizen Developerからプロまで、FileMaker プラットフォームを利用する開発者であれば必見のスペシャルセッション、是非お楽しみください。
— このセッションは、同時通訳があります。–
[このセッションで学べること}データベースデザインとは?
なぜ「データベースデザインレポート解析ツール」を使用するのか
日常の開発現場で解析ツールを効果的に使用する為の基礎知識
解析ツールをフル活用して、カスタム App を「知る」方法
解析ツールから得た情報を活用して、実際に カスタム App を「改善する」方法
製品ごとに特徴があり、用途に合わせて使い分けたいデータベースデザインレポートの解析ツール、開発資産を上手に管理する外部アーカイブツール、難しいデータ同期を少ないステップで実現など、FileMaker プラットフォーム で開発するならぜひ知っておきたい、使って欲しい便利な下記のプラグインやツールを一挙にご紹介します。
2empowers Developer Assistant
BaseElements
Inspector Pro
FMPerception
Dayback Calendar
MirrorSync
SuperContainer Companion Prugin
CCPivot
データの同期
簡単組み込みの高機能カレンダー
プラグインを利用したサーバサイド処理
オンプレミスで長年運用してきた カスタム App をクラウドサーバ上の FileMaker Server に移行すると、カスタム App の速度が遅くなってしまうことがあります。
たとえば、大きなレコードセットのインポートやエクスポート。
たとえば、計算フィールドを多用したリストの表示や検索。
たとえば、複雑な条件のポータルフィルタやExecuteSQL。
このような処理は負荷が高く、オンプレミスでは気にならなかったのにクラウド上のサーバに接続して実行したら遅すぎるといったトラブルに発展する危険を秘めています。クラウドサーバへの期待が高ければ高いほど、既存の機能の速度低下はユーザの期待を大きく裏切ることになってしまうかもしれません。
クラウドサーバのスペックやネットワークの速度に問題がない場合、速度低下に陥りやすい処理に着目して修正することで解決できる場合があります。
– サーバでスクリプトを実行
– データマートテーブルを作成し、検索&ソートを高速化
etc…
これからクラウドへの移行を考えている方も、すでにクラウドを利用していて速度にお悩みの方も、すぐに始められるテクニックを実例をもとにご紹介します。
[このセッションで学べること] – 今さら聞けない…サーバサイドに向いている処理、向かない処理– サーバサイド処理と処理ログテーブル
– スクリプトエンジンのトラブル時に、ローカル処理に切り替える方法
– データマートテーブルとスクリプトスケジュールによる差分同期
セッションの事前参加登録はこちらから。
FBAショウケース出展
- FileMaker プラットフォーム に関する開発ツールの実演
- システム受託開発
- コンサルティング
- トレーニング
- 正規ライセンス販売のご相談
- 日時:11月6日 – 11月8日
スタッフ一同、会場にてみなさまにお会いできることを楽しみにお待ちしております。