今月上旬フロリダで開催された FileMaker DevCon 2019 で FileMaker, Inc. がClaris International Inc. に社名を改めたことが発表され大きな話題になりました。本日8月20日付で、日本法人のファイルメーカー株式会社も「クラリス・ジャパン株式会社」として正式に変更されました。
また、ビジネス向けのワークフロー自動化プラットフォーム開発を行うイタリアのRPA企業「Stamplay」を買収したことも発表しました。Stamplay のサービスを利用すると、規模の大小に関わらずあらゆる企業が、Box や DocuSign などのサードパーティ製クラウドサービスからのデータを自社のカスタム App に統合できるそうです。今後、Stamplay のサービスを完全に統合した新サービス Claris Connect も提供されることが既に発表されており、FileMakerプラットフォームの可能性の更なる拡大に期待が高まっています。
さて、Clarisと聞くと古くからのFileMakerファンには馴染深いのではないでしょうか?Appleの子会社としてClarisWorksをはじめとしたMachintosh用ソフトウェアを開発し、さらにFileMakerを世に送り出したのがClaris Corporationでした。懐かしい社名に変更され、新しいサービスも始まるということで新生Claris社の今後の動きから目が離せません。
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Claris社のニュースリリース|FileMaker が Claris に社名変更
The future of the Claris Platform: from FileMaker, to Claris Connect and beyond.