2020年11月11日〜13日の3日間、「Claris Engage Japan 2020」が オンラインで開催されました。
また、2020年11月16日 ~ 15日の1ヶ月間、オンデマンド配信されています。弊社もいくつかのセッションを担当しましたのでご紹介いたします。
Splashのオンデマンドセッション
スピーカー: 与座 さつき
Claris FileMaker Proではスクリプトの作成やテストにスクリプトデバッガを利用します。しかしながら幅広い運用環境をもつ Claris FileMaker では、Claris FileMaker Go、Claris FileMaker WebDirect, サーバサイドスクリプトなど、デバッガを利用できないこともあります。そんな時に役立つのが、スクリプト用のログテーブルです。実行レイアウト名やエラーの詳細など、スクリプト中のここぞというタイミングでログレコードを記録することで、デバッガが使用できない環境でも検証ができます。 スクリプトがどこまで「成功」したのか、どこでつまづいたのかなど、スクリプト実行の検証のためのコツをお話します。
セッションで学べること
スクリプトログテーブル
スクリプトログを記録する方法
ログテーブルを使用した動作検証のポイント
クライアントに負荷をかけずにサーバーサイド処理でログを記録する方法
JSON関数
こんな方におすすめ
Claris FileMaker Go、Claris FileMaker Web Direct、サーバーサイド処理でのテスト、デバッグ方法を知りたい方
株式会社プログレス
株式会社スプラッシュ 代表取締役 蜷川 晋 氏
普段の生活では目に触れることのない排水管。しかしその清掃作業は、ビル・高層マンション等の物件を健全に保つために大切な作業です。
株式会社プログレスは、排水管清掃のプロフェッショナルです。
各部屋を巡回して廻る背景には、細かな計画・準備があります。これまでは、毎月25,000枚ものペーパー出力と作業日前、終了後の作業員による確認作業などに時間がかかっていました。作業には、清掃日直前までの住人からの予定日の変更受付、部屋の構成図への反映、当日の現場の写真撮影、清掃実施の記録、住人の認め印、作業終了後の報告書作成などがあります。
これをオフィスではPC、現場ではiPadを利用する カスタム App に切り替えました。
その結果、これらのデジタルトランスフォーメーションに成功しました。社長が思い描いたユーザインタフェースは、マニュアルレスな操作性とユーザに優しいデザインでした。
度重なるディスカッション、設計変更を経て実現した カスタム App「俊敏」は、現場作業員たちに自然に広まり、なくてはならないものとなりました。
マンションの各部屋の構成図を見える化した「リアルマップ」は、「俊敏」のユニークで最大の特徴です。Claris FileMaker のパワーを最大限に利用したからこそ実現できた事例をご紹介します。
セッションで学べること
ペーパーレスを実現するために検討すべきこと
iPadと Claris FileMakerで実現できる範囲と可能性
モバイルデバイスを利用する際に検討すべきこと
ユーザインタフェースの考え方と重要ポイント
パフォーマンスを考慮した画面設計
こんな方におすすめ
モバイルデバイスを利用して現場に受け入れられる カスタム App を導入したい企業様
モバイルデバイスでのデータ収集からレポート作成までのシステムを学びたい
Claris FileMakerとWeb ビューアを利用した事例、その利便性を知りたい
作業員がマニュアルなしで使えるユーザインタフェースについてのヒントを得たい
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