わたしたちは、FileMaker Pro には以下のような利点があると考えています。
- 美しく機能的なユーザインターフェースを柔軟に作成できる
- クライアント/サーバー型のセキュアなデータベース共有環境を小規模から簡単に構築
- 追加機能の開発コストや運用コストを抑えられる
- 他のデータベースとさまざまな方法で連携が可能(WebAPI, ODBC, ESS, XML他)
- クロスプラットフォームで利用可能(Windows, Mac OS, iOS)
FileMaker Pro ほど、人により異なる印象を持つソフトウェアは珍しいかもしれません。ある人は帳票ツールであると捉えているかもしれませんし、またある人はレコードを保持できるワープロ( = カード型データベース)であると捉えていたり、いやいや規模によっては基幹業務をカバーできるデータベースである、と考える人もいるでしょう。その最大公約数はどのあたりかというと、わたしたちの印象では「あまり高い能力はないのではないか」と捉える人が、特にスキルの高いエンジニアの方に多いように見受けられます。
「高い能力」がどのあたりを指すかというのは難しい問題ですが、もしそれが「数百人のユーザの日常業務をカバーできる」というレベル(これも曖昧ですが)だとしたら、残念な誤解であるといわざるを得ません。FileMaker Pro は、一般に考えられているよりもずっと高いデータ処理能力を持つデータベースです。
FileMaker Pro はカード型データベースとして生まれ、その特徴を保ったままリレーショナルデータベースに発展してきたデータベースです。このことは、非エンジニアがパーソナルなデータベースを気軽に作れる側面と、スキルの高いエンジニアが複雑で高度なシステムを構築できる側面の両方を同時に持つ、特異な存在であるということを意味します。
お客様がご自身のワークフローを効率化する手段として FileMaker Pro を選択され、ご自身でお作りになったデータベースによって業務を効率化できる。これが FileMaker Pro の持つ、他にはない特徴です。
その上で、開発や運用の手間を社外に求めたくなるケースがあります。たとえば、以下のようなケースです。
- データベースで取り扱う範囲が大きくなりすぎて手に余る
- 開発者が離職したため、残されたスタッフで運用する必要がある
(このパターンには、「現状にあわせて修正 / 機能追加したいがよくわからない」という派生も多くあります) - もっとレスポンスをあげたい
- もっと使いやすくしたい
このような時こそ、株式会社スプラッシュがお役に立てます。株式会社スプラッシュでは、FileMaker Proの特徴を生かした開発を行い、一般の大規模データベースシステムやパッケージシステムとは段違いにフレキシブルなカスタムデータベースを構築いたします。
また、株式会社スプラッシュでは、FileMaker Pro のライセンスのご購入や管理のご用命も承ります。多少に関わらずお取り扱いできますので、ぜひご相談ください。